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Your search : [ author:文·劉静 写真·劉明傑] Total 6 Search Results,Processed in 0.075 second(s)
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1. 清·「穿珠梅花」盆景
盆景芸術は、芸術的に加工し自然の景観を縮小·構成したものである。中国の盆景芸術の歴史は古く、1971年に陝西省乾県の唐代の章懐太子李賢墓の墓道で発見された壁画には、侍女が盆景を持っている図が描かれている。この墓は706年の建造なので少なくとも1200年以上前から盆景があったことがわかる。宋代から明、清代にかけて盆景の専門書も数多く現れ、中では『長物誌』『花鏡』などが知られている。金銀珠玉を寄せ集め
Author: 文·劉静 写真·劉明傑 Year 1996 Issue 10 PDF HTML
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2. 清·銅鍍金月晷儀
月の光を利用して時刻を計る月時計を、中国では「月晷(き)」「太陰晷」と呼ぶ。清代には月時計は宮廷で多く用いられ、これはその代表的なものである。この月時計は、日時盤、遊表(回転する棒状の指針)、羅針盤、緯度弧、台座などから成っている。日時盤は上下2面がある。下の時刻盤は周囲が12に刻まれ、上の暦盤は周囲が360に刻まれ、「朔」「望」「上弦」「下弦」なども表示されている。日時盤の中央には遊表がつけられ
Author: 文·劉宝建 写真·劉明傑 Year 1997 Issue 6 PDF HTML
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3. 清·黄楊木彫臥仕女
中国の木彫工芸の歴史は古い。1978年発掘された浙江省の河姆渡遺跡からも、約7000年前の木彫の魚が出土している。各部の釣り合いがよく、生き生きとした造形で、陰刻の大小の渦巻き模様がウロコを表現し、技術の高さを物語っている。明と清両代は社会の富の蓄積が進み、支配階級のぜいたくな生活の需要に応えて、木彫は実用品から次第に鑑賞用として発達した。宮廷には専門の工房が設けられ、各地から名匠を集めて、費用を
Author: 写真·劉明傑 文·蕭琳 Year 1997 Issue 7 PDF HTML
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4. 清·象牙彫刻「海市蜃楼」景屏
野生動物保護が叫ばれる現在、象牙彫刻を中国で見ることは難しくなった。だが象牙彫刻は特殊工芸の一つとして中国では長い歴史を持っている。七千年以上前の浙江省·河姆渡遺跡と五千年以上前の山東省·大汶口遺跡からは、ともに象牙の器や彫刻が出土している。河南省安陽の商代の婦好墓から出土した「嵌松石獣面紋象牙杯」などを見ると、当時の工芸師の知恵と技術に感嘆せざるをえない。商代以後のもので、出土した象牙の彫刻や製
Author: 文·劉静 写真·馬暁旋 Year 1996 Issue 2 PDF HTML
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5. 明·犀角弥勒仏
サイの角は中国の古代では貴重な薬の一つで、解熱·解毒などに効くとされた。当時、貴族たちはサイの角を杯に用い、角のわずかな各種の元素が酒に溶ける効果を期待した。明·清の時代には、大型の彫塑よりも、小さく工芸的な装飾品が盛んになり、宮廷貴族の間でサイの角の彫刻が一時の流行になった。サイの角の杯は形や表面の模様が多様で数も多いが、人物を彫ったものは極めて少ない。ここに紹介するのは、アフリカのサイの角を彫
Author: 文·劉静 写真·馬暁旋 Year 1996 Issue 3 PDF HTML
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6. 明·竹刻松樹羅漢
竹刻は竹の製品に人物、山水、図案、模様などを彫った一種の彫刻芸術である。起源は中国の奴隷社会にまでさかのぼるが、考古学的な発掘では、朽ちやすい竹という材質のため発見されることは稀である。古い時期のものとしては、湖南省長沙の馬王堆前漢墓から出た竜紋を彫った彩色の竹の杓がある。竹刻には浮き彫り、透し彫り、陰彫、陽彫、線彫り、丸彫りなどの手法があり、一種の専門芸術となったのは、明代からである。明、清の時
Author: 文·劉静 写真·馬暁旋 Year 1996 Issue 5 PDF HTML